ニューヨーク [マンハッタン/クイーンズ/ブルックリン](アメリカ)
アメリカの独立記念日はバーベキューをして、終わったころに花火鑑賞が定番。あらゆる場所で花火が行われます。各都市が競って花火自慢をしますが、ニューヨーカーにとってはイーストリバーで行われる花火がやはり一番。独立記念日にマンハッタンから見える花火は1976年からメイシーズがスポンサーになって定番化しました。メイシーズはサンクスギビングにマンハッタンで行われるパレードも1924年からスポンサーしている、ニューヨーカーにとっては大事なデパート。開始当時はハドソン川で行われていましたが、1990年代後半からは逆のイーストリバーに打ち上げ場所を移しています。毎年この時期になると、どこから見るのが一番か様々なサイトで話題に。メイシーズは34ストリートにあるので、基本はそこからまっすぐ東に行ったイーストリバー沿いがメイン会場になります。クイーンズボローブリッジとウィリアムズバーグブリッジの間ですね。船から打ち上げられる花火は4万発以上。300万人近い人が観覧する、全米で最も大規模な花火大会といわれています。隅田川の花火大会が2万2千発で観覧者が100万人ですので規模の違いは歴然ですね。まだ明るいうちからイーストリバー沿いにアイスボックスなどを持った人が集まってきます。
開始は午後9時25分。すごい音とともに1分間2千発以上の花火が打ち上がる光景は大迫力!
高層ビルや橋越しに見る花火はニューヨークならでは。時間にして約25分間、圧巻のショーです。
イーストリバー沿いでの観覧は目の前で見れるだけでなく、同時にメイシーズが1年をかけて準備した数々のアーティストやオーケストラによるミックス音楽も聞けて、盛り上がりに拍車がかかります。この夜のナイトクルーズやイーストリバー沿いにあるレストランはかなり前から予約で一杯に。ワンワールドからの展望チケットも観光客に人気です。
ニューヨーカーはビルの屋上の特設ルーフトップバーから見たり、イーストリバーを眺めることができるアパートに集まったり、各々の楽しみ方をします。
最後は夜空が真っ赤に染まり、あらゆる場所から大歓声。午後10時に終わっても興奮冷めない人が周辺のバーに集結。眠らない街、マンハッタンを実感できるでしょう。
観光者もニューヨーカーも楽しみにする、夏の風物詩です。
投稿者:ホンヨーカー 香港に住んで10年。今は米国と半分ずつの生活です。面白い現地の情報をお届けしています。
●開催データ | |
国名 | 米国 |
都市名(地域名) | ニューヨーク(マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン) |
イベント名(日本語) | メイシーズ独立記念日花火大会 |
イベント名(現地語) | Macy’s Fourth of July Fireworks |
開催時期(前回開催) | 独立記念日 7月4日 |
初回開催年 | 1976年 |
来場者人数(規模感) | 300万人 |
アクセス | マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンのイーストリバー沿い |
主催団体(名称) | Macy’s |
公式ホームページ | https://www.macys.com/social/fireworks/ |
料金 | 無料 |
予約 | 無し |
知名度 | ★★★★★ |
おもしろ度 | ★★★★☆ |
開催場所(主な会場) | マンハッタンのイーストリバー沿い |
開催場所(住所) | East River, New York (参照)Macy’s公式サイト https://www.macys.com/social/fireworks/where-to-watch/?cm_sp=imp-_-fireworks-_-lp_wheretowatch_findoutmore |