ベルリンの街を彩る光の祭典「フェスティバル・オブ・ライツ」

彩られるベルリン大聖堂

ベルリン(ドイツ)

ベルリンの「フェスティバル・オブ・ライツ」は、2005年から毎年恒例の秋のイベントです。毎年世界中から200万人以上の来場者が約10日間ベルリンの街を彩る光の祭典を楽しみにやってきます。世界各国のアーティストたちが腕をふるいプロジェクションマッピングなどの最先端技術を駆使してベルリン中の象徴的な建物や街角など30カ所近くを色とりどりにライトアップし来場者たちを楽しませてくれます。
イベント会場はまさにベルリンの街全体!もちろん入場料は無料、誰でも楽しむことができます。

メイン会場のブランデンブルグ門

メイン会場のブランデンブルグ門

ベルリンにはたくさんの歴史的建造物が残っており、昼間は建築物などを訪れ歴史探訪を楽しむことができますが、毎年10月の「フェスティバル・オブ・ライツ」の時期になると、全く違う夜の顔を知ることができます。ライトアップされるのはベルリン中の建築物やモニュメントなど実に30カ所近く!特に注目なのはベルリン大聖堂、ホテル・デ・ローマ、戦勝記念塔、ブランデンルブルグ門など。(ライトアップされる場所は毎年変わるので公式サイトを要チェック!)

ベルリン中心のミッテ地区に位置するベルリン大聖堂からメイン会場のブランデンブルグ門をゴール地点に目抜通りウンターデンリンデン通りを歩くコースがお勧めです。

色とりどりのイルミネーションでベルリンの夜が大変身

色とりどりのイルミネーションでベルリンの夜が大変身

昼間はターコイズ色のドーム型屋根が可愛らしいベルリン大聖堂が見事なプロジェクションマッピングによって大変身した姿は圧巻です。ベルリン大聖堂からウンターリンデン通りを西へ進むとまずPalais am Festungsgrabenと言う宮殿が右手に見えてきます。その後ドイツ有名大学フンボルト大学を横目に更に進むとブランデンブルグ門に到着です!

ハイライトはベルリンのシンボル的存在、ブランデンブルグ門にて開催されるプロジェクションマッピングのワールドコンテスト!2015年から開催されているこのコンテストでは事前に行われた予選を勝ち抜いた6組の世界各国のデジタルアーティストたちがその芸術と技術の腕を競い合います。

彩られるベルリン大聖堂

彩られるベルリン大聖堂

フンボルト大学にも次々と光のアートが映し出されます

フンボルト大学にも次々と光のアートが映し出されます

毎晩19時から深夜0時まで、ブランデンブルグ門に映し出されるアイディア満載の作品は必見です! 来場者も投票することができるので是非参加してみては?

投稿者:yuca

ベルリン在住。世界の文化遺産の保護するためドイツの大学院で世界遺産の研究をしています。主にベルリンを中心にヨーロッパの観光スポットやおすすめ情報をご紹介していきたいと思います!現在研究でメキシコシティに滞在中。メキシコ情報も発信していきます!

●開催データ
国名  ドイツ
都市名(地域名)  ベルリン
イベント名(日本語)  フェスティバル・オブ・ライツ
イベント名(現地語)  Festival of Lights
開催時期(前回開催)  毎年10月
初回開催年  2005年
来場者人数(規模感)  220万人以上
アクセス  ベルリン市内(ライトアップされる場所は毎年変わるので公式サイトを要チェック!)
主催団体(名称)  Zander & Partner
公式ホームページ  http://festival-of-lights.de/en/
料金  入場無料
予約  入場自由
知名度  ★★★★★
おもしろ度  ★★★☆☆
開催場所(主な会場)  メイン会場:ブランデンブルグ門
開催場所(住所)  Pariser Platz, 10117 Berlin