オークランド(ニュージーランド)
職場の同僚とお昼ごはんを食べていたときに週末のフェスの話になった。
基本オークランドは多民族国家で毎週角地でいろいろな国やカテゴリーのフェスが行なわれている。
中には日本でも有名なビールの祭典オクトーバーフェスやメキシコの祝日であるシンコデマヨ、中国の旧正月のお祝いであるランタンフェスティバルなどかなり盛り上がるフェスがたくさんある。
しかしそんな様々なフェスの中で何やらキャッチーでアットホームなフェスがあるというので妻と行ってみることにした。
”Chocolate and Coffee Show チョコレート&コーヒーショー”
ん?ショー? 何かチョコにまつわる物語などやるのだろうか。気になる。というのもわたくし、甘いものとコーヒーに目がないのである。
会場に入ってみるとなかなかの混み具合だ。そしてこの圧倒的なアットホーム感。たまらない。
近頃はフェスやイベントというと音楽ガンガン派手なスタイルで騒ぐことを迫られるようなフェスが目立つ中でそれらとは一線を画す、一貫して落ち着いた、元祖まったり系フェス。
このようなフェスを欲している層は日本にも多いはず。子供から大人まで、家族みんなが同じトーンで楽しめる。食べてよし、飲んでよし。みんなが自然と笑顔になるそんな雰囲気のフェスである。
まずは入口付近に出てきたのはコーヒーメーカーの老舗De’longhiのバン。
人気のネスプレッソなど自動のコーヒーメーカーもクオリティが高くなってきている。うん、おいしい。
次はNZでは有名なWhite stoneチーズとWhittaker’sチョコのフードペアリング。
周りの人たちも一緒に”何!?”と興味本位で試食してみると。。うまい!!ブルーチーズとシーソルトチョコのクセと甘さを塩がぎゅっと引き締める絶妙な風味。即購入。
いい気分で歩いていると何やら面白いラベルのワインが。Chocolate boxというオーストラリアのワイン。
何とチョコレートが使われたワインなのか!と試飲してみるとおじさんがこっそり”これ、チョコは入ってないよ、名前だけ笑”と。なんとお茶目なおじさん。飲んで飲んで~と勧められるがままに全種類試飲。もう気分はとろけます。
その後もBeer Belly Jelliesというビールをクラフトビールをベースにしたジャムや、
インドのスパイスを何種類も混ぜたスパイシーチョコ、
そして、KAKOというNZ発の鉱石のようなカラフルチョコレート、
さらに、Devil’s chocolate(悪魔のチョコレート)という生のチョコレートドリンク、
チョコずくしのカップケーキ、
などなどチョコやコーヒーに限らず各地の個性的なものが集まっていてあっという間に時間が過ぎてしまう。
オークランドに来る際にタイミングが合えばぜひ立ち寄ってほしいNZらしさ満点の古き良きアットホームなフェスである。
投稿者:Kotaro Jonathan Arara 1986年日本生まれ ニュージランド在住 日本とアメリカのクウォーター 現地建築会社でマーケティングマネージャーとして働く傍らフリーでグラフィックデザインや現地コラムの仕事をしています。 ブログ http://ktrprojects.esy.es
●開催データ | |
国名 | ニュージーランド |
都市名(地域名) | オークランド |
イベント名(日本語) | チョコレート & コーヒーショー |
イベント名(現地語) | The Chocolate and Coffee Show |
開催時期(前回開催) | 2016年5月2~3日、2016年9月3~4日。次回は、2017年9月23~24日 |
初回開催年 | 2013年 |
来場者人数(規模感) | 5,000人 |
アクセス | Auckland Brito mart駅から徒歩5分 |
主催団体(名称) | The Intermedia Group Ltd |
公式ホームページ | http://chocolatecoffeeshow.co.nz/ |
料金 | VIP Lounge: $50.00 Adult: $20.00 Student: $15.00 Child : $15.00 |
予約 | 予約可能、当日券あり |
知名度 | ★★★★☆ |
おもしろ度 | ★★★☆☆ |
開催場所(主な会場) | The Cloud |
開催場所(住所) | 1010 オークランド The Cloud, Queen’s Wharf |