東南アジア最大級の農業見本市「MAHA」は、かなりエンターテイメント的!

色々な種類の牛達もいる。

セランゴール州セルダン(マレーシア)

今年(*2018年)もマレーシア東南アジア最大の「マレーシア農業見本市 (MAHA)」が11月22ー12月2日の10日間、マレーシア農業展示パーク(MAEPS)にて開催される。

屋外の植木展示販売ブース。

クアラルンプールから車で20分ほど南端に位置する展示会場は、マレーシアの国立農業大学(UPM) やその研究所に隣接しており、普段はセランゴール州政府主催のアグロツアーリズム地として利用されているようだ。
同イベントは、2年に1回のみで、毎年マレーシアを含め13カ国から500社以上の出展がある。
通常学校の長期休暇である11月に重ねて開催するので、平日でも毎日家族連れの賑わいを見せる。

屋内展示では、食品をはじめ、小道具、ハーブ関連、サプリ、ソフトウェアと様々な物が紹介される。

農業見本市という名のイベントだが、よりエンターテイメント的な、食品見本市もミックスされたような巨大な見本市で、農業、畜産、水産養殖関連 のあらゆるものが勢ぞろいしたショーケース、そして最新技術や情報提供が展示されている。また屋内ホールはいろいろな特産物品や国産開発された製品が紹介、販売されている。特産新製品は、特にトロピカルフルーツ、ハーブ、蜂蜜を使用した新製品の食品が多い。

色々な種類の牛達もいる。

家畜ブースでは、家畜産業者への展示も。

展示パークは、広大な敷地内マップがあり、各ブースをシャトルバスが休みなく無料運行している。

公園はとても美しく整備され、様々なタイプの果樹園やパイナップル園が広がり、シャトルバスからの眺めも、すばらしい。

構内マップはエントランスでもらうことが出来る。

このイベントは、土壌改良剤、農業用具、育苗資材、種苗、鳥獣害対策製品から屠殺用ナイフ、牛乳の絞り器、一部農業用重工機なども展示されていて、農業関係者にとってはビジネスショーなのだが、ミニ動物園があったり、ロデオやフィッシング、各種ゲーム、試食会、音楽グループによるイベントなどが夜まで楽しめるので、子供連れの一般人も大勢訪れる。

種類が豊富、美しいランコーナー。

唐辛子の栽培モデルビニールハウス。

またマレーシアはどこへ行っても緑が多く、一般家庭でも自家栽培などは日常化しているので、こうした植物関連などへの関心が高い。多くの人達が自分の家の庭に植えるための果物の苗を購入していく。

フルーツを始め、野菜など様々な植木が並ぶ。

もちろん マレーシアの新鮮なフルーツもワゴンに山盛りに積んであり、その場で食べられるようカットフルーツも多く販売されている。

実は庶民の一番の人気かも?フルーツ安売り盛りだくさん。

ヤスミン投稿者:ヤスミン
結婚を機にマレーシアに移住して32年。ライターが本業だったのにも関わらずリサーチ、コーディネイト、通訳、翻訳、日本語教師、貿易業、と様々な経験を積み、今の本業はミニリゾート経営。

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●開催データ
国名 マレーシア
都市名(地域名) セランゴール州セルダン
イベント名(日本語) マハ 2018
イベント名(現地語) MAHA 2018
開催時期(前回開催) 11月22ー12月2日
初回開催年 2004年
来場者人数(規模感) 350万人
アクセス KTM鉄道のSerdang駅からT570のバスに乗って、Mardiで下車。KLセントラルから電車だと1時間半くらいかかってしまうので、Grabなどを利用した方が良い。
主催団体(名称) 農産業省
公式ホームページ https://www.facebook.com/HPPNK2019/
料金 入場無料
予約 不要
知名度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
開催場所(主な会場) マレーシア農業展示パーク(MAEPS)
開催場所(住所) MAEPS 43400 SERDANG, SELANGOR