ニューヨーク(アメリカ)
毎年、初夏の雰囲気が漂い始めると、ニューヨーク(NY)でスタートする“Street Fair”。これは週末11AM-6PMくらいの間、あるストリートの一角が大胆に歩行者専用のマーケットとなるイベントです。
規模は大通りを10ストリートほど通行止めにする大きなものから、数ブロックのコンパクトなものまであります。気になる内容はというと、お祭りでよく見るような屋台が並ぶStreet Fair、地元のレストランやミュージシャンがコラボレーションして行うPOP UP NEW YORK、そしてご存知の通りNYは様々な人種・文化背景を持った人々が住む街!ということで、国や文化をテーマにしたStreet Fairなどがあります。これが個人的にはNYらしくて大好きです!
では、このStreet Fairの魅力をポイントごとにご紹介します。
‐誰でも気軽に参加できるWelcome!!な雰囲気。しかも価格がお手頃。
Street Fairは、5月~10月にかけてランダムに色々なストリートで行われるので、計画を立てていなくても出くわします。本来の目的としては近所の人々との交流も含まれているようで、地元の人もフレンドリー。そして、レストランでは味わえないリーズナブルで美味しい食べ物や、面白い物もいっぱいですから、NYへの旅行を計画中の方は気にしながら歩いてみて下さいね。
‐ちょっと気になっていたものが試せる!楽しめる!
Street Fairは『ちょっと試してみよう!』ということができる場所でもあります。私のお勧めは、日本ではあまり味わえないカリビアンフード。お肉をシチューのように煮込んだものや、グリルが主なのですが、サイドにお米が入るので食べやすく、美味しいです。Plantainというバナナの仲間も試す価値有りです!
他にも、高級なオリーブオイルをミニサイズで試せたり、手作りアクセサリーを安く買えたり、限定価格や特別セットがあったり…きっと新たな発見ができますよ。
‐NYに住む様々な文化背景を持った人々に触れ合える
普段から色々な文化背景を持った人々と出会うNYですが、国や文化をテーマにしたマーケットでは、より深い異文化体験ができます。 例えばフランスのBastille dayをお祝いするというテーマのStreet Fairだと、クロワッサンやマカロンなどのフランス菓子、レモネード、クレープといった美味しいものがいっぱい、フランス語のフリーレッスンが受けられたりします。
NYの旅は美術館やブロードウェイ、ショッピングなど計画が盛りだくさんになりがちですが、夏ならではのお腹と心が満たされるStreet Fairに立ち寄ってみるのも良い思い出になるのでは、と思います。
投稿者:Kuminy 学生時代から旅行大好き。約8年半、旅行業を日本とカナダで経験後、アメリカ・NYへ移住。今年7月よりNYを中心としたカフェ・旅情報を独自の視点で発信している。 ブログ:https://kuminyroom.com/
●開催データ | |
国名 | アメリカ |
都市名(地域名) | ニューヨーク |
イベント名(日本語) | ストリート フェア |
イベント名(現地語) | Street Fair |
開催時期(前回開催) | 毎年 5月ー10月 週末10:00~18:00くらい(イベントによる) |
初回開催年 | 1916年頃~ |
来場者人数(規模感) | 開催地周辺に住む人々が主なので、イベント規模による。 |
アクセス | 各イベントによるが、地下鉄でアクセス可能な場所がほとんど。 |
主催団体(名称) | 各イベントによる。 |
公式ホームページ | http://www.midtownbuzz.com/manhattan-street-fairs—street-festivals-in-manhattan-nyc-cms-387 |
料金 | 無料 |
予約 | 不要 |
知名度 | ★★★★☆ |
おもしろ度 | ★★★★☆ |
開催場所(主な会場2) | Bastille day |
開催場所(住所2) | 60th Street, from Fifth Avenue to Lexington Avenue |